「釈泉寺円筒分水槽」国登録有形文化財に!
令和3年11月19日に国の文化審議会による答申を受けていた「釈泉寺円筒分水槽」が、令和4年2月17日付け文部科学省告示第15号により、正式に国登録有形文化財となりました。上市町では初の登録物件となります。
釈泉寺円筒分水槽は、「上市川の扇頂部に建設された、直径9.3メートルの円筒分水槽。0.51対0.49の高い精度で両岸の幹線水路に分水し、安定した水供給により、長年の水不足を解消した戦後の農業水利施設」(文化庁監修『月刊文化財』令和4年2月号より)で、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」と評価されました。
・登録番号:第16-0161号
・名称:釈泉寺円筒分水槽(しゃくせんじえんとうぶんすいそう)
・員数:1基
・所在の場所:富山県中新川郡上市町釈泉寺字向川原50-53
・構造、形式及び大きさ:鉄筋コンクリート造、面積202㎡
・所有者:上市川沿岸土地改良区
・建設年代:昭和29年
・施設の概要:釈泉寺円筒分水槽について(リンクファイル)
・アクセス:釈泉寺円筒分水槽案内マップ(リンクファイル)
・紹介動画:「釈泉寺円筒分水槽~農業用水を正確に分配する先人たちの技術と熱意~」(富山県富山農林振興センター作成、外部リンク)
※上市町HPより引用しております
※「紹介動画」は、富山県のyoutubeチャンネルで紹介されている動画です!
ご注意ください!
釈泉寺円筒分水槽は、上市町釈泉寺地内、上市川左岸側の大変行きにくい場所にあります。
車どうしのすれ違いができない区間が多く、ぬかるみもあります。十分注意して通行ください。
周辺にトイレはありません。近隣の公衆トイレをご利用ください。
★近隣公衆トイレ=眼目山立山寺、丸山総合公園、里山の駅つるぎの味蔵