大岩日石寺磨崖仏：国指定重要文化財。
大岩日石寺石仏：国指定史跡。
大岩山日石寺は、725年に行基が開いたのが始まりと伝わる真言密宗大本山。戦国時代の兵火で一時衰退するも、江戸時代になって加賀前田家の子宝成就の祈願所となり、再び隆盛しました。行基が自ら彫ったと伝わる磨崖仏は、国の「史跡」と「重要文化財」に指定。特に3mを超える不動明王像は、大きさ・美しさ・保存状態の良さから全国屈指の磨崖仏とされ、多くの信者・参拝者を集めています。他にも、江戸時代に造られた高さ2mを超える木造の延命地蔵、富山県で唯一江戸時代に造られた木造の三重塔、眼病に効くという古い伝承を持ち、とやまの名水にも指定されている霊水「藤水」など、見どころが満載です。
古くから人々の祈りの場、修行の場となってきた日石寺では今、六本滝での白装束に身を包んでの滝行体験、静かに仏と向き合い不動明王像を描き写す写仏体験など、様々な修行を体験することができます。また、修行体験と門前街旅館でのお食事がセットになったプランも用意されていて、年齢性別国籍を問わず、人気があります。
この日石寺周辺は、森林セラピー基地「剱きらめきの森」の大岩エリアでもあります。